(株)竹中工務店、(株)日立製作所、(株)日立エンジニアリング・アンド・サービスは5日、マンション向けセキュリティシステム「スルー&ガード・ハイブリッドセキュリティシステム」を共同開発したと発表した。
同システムは、不審者のマンション内への「共連れ」を検知するシステムと、居住者のハンズフリーでの入館を両立した、マンション向けセキュリティシステム。
エントランスとエレベーターホールには、オートロックを設置し、居住者はセキュリティタグを携帯して入館。居住者がエントランスの自動ドアに近づくと、自動的に認証して開扉する仕組みで、居住者はセキュリティタグを読み取り用リーダにかざすことなく、ノンストップで入館することができる。
また、居住者の入館時に、セキュリティタグを所持しない人が続いて入館しようとすると、センサーが検知。管理システムにアラームが発報され、24時間常駐するセキュリティスタッフが対応を行なう。
なお、同システムは、竹中工務店、(株)サンウッド、東急不動産(株)、森ビル(株)が、東京都港区に建設中の超高層タワーマンション「赤坂タワーレジデンスTop of the Hill(トップ オブ ザ ヒル)」(地上45階地下3階建て、総戸数521戸)に導入される予定。