不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/5/16

マンション販売利益率向上し不動産販売利益2ケタ増/大京07年3月期決算

 (株)大京は15日、2007年3月期決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の連結売上高は3,766億6,600万円(前年同期比▲13.3%)、営業利益349億9,400万円(同15.7%増)、経常利益328億2,300万円(同25.6%増)、当期純利益246億8,300万円(同▲22.6%)。最終利益の減収は、関係会社株式の売却などによる特別損失計上によるもの。

 不動産販売事業は、主力のマンション販売で8,084戸を売上計上。営業収入2,911億8,900万円(同▲17.8%)と減じたものの収益率の強化によりマンション売上総利益率を21.0%(同3.8ポイント増)とし、マンション販売総利益612億9,200万円(同0.7%増)を確保。全体の営業収入2,976億1,900万円(同▲18.1%)に対しての営業収益も316億2,200万円(同17.1%増)と2ケタ増とした。

 また、不動産管理事業は、管理受託戸数が堅調に増加した事から、営業収入293億1,600万円(同10.7%増)、営業収益19億6,200万円(同8.6%増)。不動産仲介事業は、事業規模拡大に向けた店舗新設などによる営業力強化で営業収益90億4,800万円(同14.7%増)、営業利益12億4,200万円(同1.3%増)となった。

 なお、次期については連結売上高4,185億円、営業利益365億円、経常利益330億円、当期純利益305億円を見込んでいる。

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