不動産ニュース / 開発・分譲

2007/6/6

超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」に制震装置を設置/森ビル

 森ビル(株)は5日、同社が出資している上海環球金融中心有限公司が中国・上海市浦東新区陸家嘴地区に建設している地上101階建ての超高層複合ビルプロジェクト「上海環球金融中心」の90階に制震装置を設置したことを発表した。

 同建物はオフィス、ホテル、展望施設、カンファレンス施設、商業施設などから構成される複合超高層建築。今回の設置は地上90階のホテルやオフィスなどにおける強風時の居住性向上が目的。
 制震装置を2基設置することで強風時の建物の揺れをセンサーで感知し、装置内部にワイヤーで吊った1基当たり150トンの振動体をコンピューター制御で動かすことにより風による揺れを抑えるもの。同様の制震装置の導入は中国で初となる。

 竣工は2008年春を予定している。

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