不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/6/18

増収増益ながらも、特別損失計上で純損失2,400万円/サーラ住宅07年10月期中間決算

 サーラ住宅(株)は15日、2007年10月期中間決算を発表した。
 
 当期(2006年11月1日~07年4月30日)の売上高は182億200万円(前年同期比7.5%増)、営業利益4億2,900万円(同14.7%増)、経常利益4億4,300万円(同17.6%増)、当期純損失は2,400万円となった。
 
 当期、同社では「快適」「健康」「省エネ」「環境」のコンセプトをもとに、外断熱工法をベースにした三層住宅「ark」の販売を2006年12月より開始したほか、07年4月には豊橋支店を移転、新規オープンするなど、営業基盤の構築に積極的に取り組んだ。

 セグメント別では、住宅事業において、分譲建物が売上高・販売棟数ともに予想を大きく上回ったが、分譲土地の販売不振が影響し、売上高は前年同期比▲0.7%。また土地仕入れ価格および原材料価格のコストアップにより、分譲建物の1棟あたりの利益が低下し、営業利益は同▲7.4%となった。住宅部資材加工・販売事業では、新規顧客開拓および既存顧客への販売強化に加え、住宅需要の高まりを背景をした旺盛な建材需要が後押しし、売上高は同22%増、営業利益は同100.5%増となった。
 しかしながら、当期中に訴訟和解金を特別損失をして計上したため、中間純損失が2,400万円となったとしている。

 通期見通しについては売上高361億8,100万円、営業利益10億1,500万円、経常利益10億3,300万円、純利益3億3,000万円を見込んでいる。


動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。