(株)サンケイビルは30日、2008年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(07年4月1日~6月30日)は、連結売上高69億700万円(前年同期比8.6%増)、営業利益16億1,400万円(同▲17.3%)、経常利益13億5,900万円(同▲20.8%)、当期純利益7億2,800万円(同▲25.8%)。
セグメント別にみると、「ビル賃貸事業」では主力の「東京サンケイビル」(東京都千代田区)および「日比谷サンケイビル」(東京都千代田区)等で賃料水準が上昇したものの、大型サブリースビルの契約終了に伴い、売上高は29億4,000万円(同▲0.6%)、営業利益8億8,300万円(同10.4%増)を計上した。
「アセットマネジメント事業」では、収益用不動産の売却益等で売上高23億200万円(同62.5%増)と増収だったものの、営業利益は販売原価の増加により、9億7,900万円(同▲27.4%)の減益となった。
なお通期は、5月15日に発表した業績予想から変更はないとしている。