MIDリート投資法人(MID)は20日、2007年6月期決算を発表した。
当期(2007年1月1日~6月30日)の営業収益は61億8,700万円(前期比49.8%増)、営業利益31億1,100万円(同30.4%増)、経常利益26億6,800万円(同45.9%増)、純利益26億6,600万円(同46.0%増)となった。
1口当たり分配金は1万4,523円、分配金総額は26億6,600万円。配当性向は99.9%。
同投資法人は2006年6月1日に設立し、同年8月29日東証に上場。上場後第1期末までに取得した9物件に加え、当期においてオフィスビル2物件を取得した結果、保有物件11物件、取得価格総額は1,517億2,000万円となった。
当期末のポートフォリオ構成は、取得価格ベースでは、エリア別で、大阪圏78.3%、首都圏そのほか地域21.7%、用途別では、オフィスビル81.0%、商業施設19.0%。既存テナントの増床ニーズを捉えるなど稼働率の維持向上への取り組みなどを行なった結果、当期末時点での稼働率は、98.4%となった。
なお次期(07年12月期)は、営業収益62億 5,200万円、営業利益27億5,700万円、経常利益22億3,100万円、純利益22億2,900万円、1口当たり分配金1万2,143円を見込んでいる。