不動産ニュース / IT・情報サービス

2007/8/22

マンション居住者向け総合生活支援サービスを開始/長谷工コーポ

「素敵ネット」画面イメージ。パソコンを持たない居住者向けに、エントランスホールにはタッチパネル端末を設置していく予定
「素敵ネット」画面イメージ。パソコンを持たない居住者向けに、エントランスホールにはタッチパネル端末を設置していく予定

 (株)長谷工コーポレーションは、マンション居住者向けの総合生活支援サービス「素敵スタイル」を開発。同社が設計・施工し、子会社の(株)長谷工コミュニティが管理するすべての分譲マンションに順次導入していく。

 同サービスは、パソコンを使った生活情報支援システム「素敵ネット」と、オプションとなる「付加価値サービス」で構成される。「素敵ネット」は、管理組合や管理会社からの連絡、共用施設の24時間予約、地域コミュニティー情報の閲覧などがパソコンを通じて行なえる「マンション管理情報サービス機能」と、地域やマンションに密着した生活情報、バスの時刻表、新聞の折込みチラシなどの閲覧、ハウスクリーニングやリフォーム情報、ブログによる生活情報の情報交換などが行なえる「生活情報支援サービス機能」を持つ。自宅やオフィスのパソコンからアクセスできるほか、パソコンを持たない居住者のために、エントランスカウンター等に専用端末を置くほか、マンション規模に応じて大型液晶ディスプレイなども設置する。

 また、オプションとなる付加価値サービスは(1)生体情報管理システムなどによる健康増進と医療支援サービスを提供する「ヘルス・プロモーション・サービス」、(2)気象庁緊急地震速報システムにより、各戸のインターホンで震度4以上の地震発生時に速報を配信。エレベータの最寄り階着床、オートロックのパニックオープンと連動した減災システム「総合防災システム」、(3)モバイル情報端末を利用した24時間365日対応の訪問介護サービス、(4)身の危険を感じたときや急病のときなど、ワイヤレス緊急コールボタンにより24時間対応のセンター通報とガードマンが急行する「緊急コールシステム」、(5)大手倉庫会社と提携し、外部のトランクルームを自由に利用できる「無限収納システム」などを提供していく。

 同システムは、首都圏では「リバーフェイス」(東京都荒川区、303戸、売主:ニチモ(株)他、2009年3月竣工予定)、関西圏では「ザ・キタハマタワー&プラザ」(大阪市中央区、465戸、売主:三洋ホームズ(株)他、09年3月竣工予定)から順次採用していく。

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