(株)ダイナシティは28日、08年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(07年4月1日~07年6月30日)の連結業績は、売上高45億4,700万円(前年同期比▲56.2%)、営業利益▲3億6,300万円(前年同期6億4,500万円)、経常利益▲7億700万円(同6億700万円)、当期純利益▲7億6,000万円(同2億3,900万円)となった。
セグメント別では、不動産販売事業において、販売用不動産が25億1,800万円(前年同期比▲13.6%)、仕掛不動産が339億5,400万円(同27.9%増)、ソリューション事業においては、流動用不動産が167億6,600万円(同▲5.3%)等となった。
通期では、売上高586億6,800万円(同▲2.7%)、営業利益47億2,400万円(同▲9.4%)、経常利益33億7,400万円(同▲6.9%)、当期純利益17億7,800万円(同99.0%増)を見込んでいる。
また、同社は28日開催の取締役会において、D.B.ZWIRN&Co.,L.P(以下DBZ)が運営するD.B.Zwirn Special Opportunities Fund,L.P.、D.B.Zwirn Special Opportunities Fund,Ltd.、D.B.Zwirn Asia/Pacific Special Opportunities Fund,L.P(以下DBZファンド)との間で、業務・資本提携契約を締結した。
DBZは、世界で12ヵ国、15拠点を持ち、グローバルな投資事業を展開している。ダイナシティはDBZが運営するDBZファンドと提携することでソリューション事業における収益機会の拡大をめざしていく。