(株)パシフィカ・モールズ(東京都港区、代表取締役:セス・サルキン氏)は28日、同社が設立したSPCが、「生活共同組合さいたまコープ」が入居している土地建物(埼玉県蓮田市)を取得したと発表した。
このたび取得したのは「コープ蓮田店」が入居する土地建物。2007年7月31日に新規開業した新築のスーパーマーケットで、敷地面積4,828平方メートル、延床面積2,547平方メートル。車でのアクセスが便利な国道122号線沿いにあり、自家用車の保有率の高い蓮田市商圏のニーズを満たす、十分な駐車台数も完備している。埼玉県では初の取得物件となる。
なお、生活共同組合さいたまコープは、70万人を超える県民が参加する埼玉最大の生協であり、県内に54店舗を展開している。
同社代表取締役セス・サルキン氏は、「埼玉県は東京都のベッドタウンとして今後さらなる発展が期待できる地域。特に蓮田市は、経済成長のポテンシャルを感じる。また、さいたまコープは多くの固定客を抱えており、経営的にも安定した店舗として、強い魅力を感じている」と、コープ蓮田店の土地建物の取得について理由を述べている。