不動産ニュース / 開発・分譲

2007/9/3

「逃げ込める街へ」、六本木ヒルズ総合震災訓練を実施/森ビル

 森ビル(株)は8月30日、六本木ヒルズ(東京都港区)にて総合震災訓練を実施した。

 同社では「逃げ出す街から逃げ込める街へ」のコンセプトのもと、周辺地域の防災拠点となる安心・安全なまちづくりに取り組んでおり、毎年、全社員が参加して、被災時におけるテナントや入居者、周辺地域住民の安全確保や、ビル機能の早期回復に向けた活動訓練を実施している。

 今回は、周辺地域の子供たちにも震災に対する心構えや対策を考える機会となるよう、震災訓練の実施日を夏休み期間中に設定し、子供たちが参加できる体験訓練を実施。子供14名とその保護者計23名が参加、出血時の応急手当や、火災時の煙の中での避難、起震車での震度6の揺れなどを体験した。

 同社では、震災時の対策設備や人的体制の整備など、ハード・ソフト両面から安全レベルの向上を進めるとともに、体験訓練や防災意識啓発の機会を積極的に創出していきたい考え。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。