アメリカの金融機関フィデリティ・インベストメンツの不動産投資および開発部門であるペンブローク・リアルエステートは6日、関連会社の代行として「元麻布グランドマンション」を取得したことを発表した。
同物件は、元麻布3丁目に位置する、総戸数25戸、築12年の高級賃貸マンション。地下1階地上5階建て、敷地面積3,874平方メートル。オフィス・住宅および娯楽の複合施設である六本木ヒルズに近接し、複数の地下鉄駅から徒歩圏となっている。
ペンブロークの在日代表であるマーク・竹内氏は「当社では元麻布や赤坂に高級賃貸マンションを保有しており、今回の取得により都内の住宅ポートフォリオはいっそう強化される。また、同物件は長期的に有望な資産価値の持続が期待でき、かつ、地域社会をいっそう活性化する物件に投資するという戦略と一致している」と述べている。
また、同社では今後も日本において新たな物件の開拓を行なうとともに、アメリカやロンドンなどで不動産投資の拡大を図っていくとしている。