(株)船井総合研究所は21日、「売上5年で31億 ブランド住宅会社の人材育成・組織・ブランド構築手法」と題するセミナーを開催した。
同セミナーは、同社第二経営支援部チームリーダーの鬼山竜也氏、第二経営支援部次長 グループマネージャーの南原 繁氏のほか、(株)プライムスター(東京都港区)代表取締役社長の咲本慶喜氏をゲスト講師として招いた。
第1講座では、鬼山氏が「住宅業界で、今求めれていること」と題し、市場のライフサイクルや、業績が伸びている会社の経営者の共通ポイントについて説明。差別化戦略を推進するために、経営者が行なうべきことなどについて語った。
第2講座では、「高付加価値住宅販売で、売上5億円から31億円になるまでの成長ストーリー」について咲本氏が解説。社員が育つ環境づくりや、女性の積極活用について意見を述べたほか、住宅会社が実践すべき“仕掛け”、“ブランド化”などについて話した。また、同社販売課の越川一仁氏が同氏の就職活動の経験から、プライムスターを選んだ理由について述べた。
第3講座では、「社員育成・組織づくり・ブランドづくりの手法」を鬼山氏が解説。“ポリシー営業”の重要性や、勝ち残る企業になるために、経営者が整備しなければならないことなどについて講義を行なった。
最後に、まとめ講座として南原氏が「これだけは、実践していただきたいこと」について解説。「“何をやるか”ではなく“何からやるか”が重要。半歩、一歩先を進んでいる企業が生き残り、事業のやり方を変えない企業は脱落していくだろう」とまとめた。