積水ハウスグループは30日、2007年10月に全国のリフォーム施工現場で発生する廃棄物のゼロエミッションを達成したと発表した。
同社は新築分野において、廃棄物処理法上の広域認定を建設業界で初めて取得。7月には、リフォームにおいても廃棄物の回収から再資源化までの工程を一貫してグループで管理する体制を構築した。
広域認定制度を利用する形でのリフォーム施工現場のゼロエミッション達成は業界初となる。
廃棄物の特性や作業効率を考慮したそれぞれの分別基準・分別方法に沿って分別を行なうことで、リサイクルを可能にするとともに高いトレーサビリティを確保した。
同社は今後も資源循環システムの構築をめざし、資源のリデュース・リユース・リサイクルに向けた取組みを推進していく方針。