不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/11/9

分譲、賃貸事業伸び経常14%の増加/東急不08年3月期中間決算

 東急不動産(株)は9日、2008年3月期中間決算を発表した。

 当期(07年4月1日~9月30日)の連結売上高は2,683億2,100万円(前年同期比7.4%増)、営業利益256億7,000万円(同12.0%増)、経常利益227億3,700万円(同14.3%増)、当期純利益63億2,200万円(同▲22.5%)。

 主力の分譲事業は、マンション1,106戸(同▲3.3%)、戸建て234戸(同8.3%増)などを計上。下期に引き渡しが集中するため、当期は年間売上高の35%にあたる642億円(同22.7%増)、営業利益54億円(同54.3%増)となった。

 賃貸事業は、SPCを通じたビルの売却による配当増、前期開業したビルの通期稼働などが寄与し、売上高503億円(同6.9%増)、営業利益183億円(同16.7%)となった。

 リゾート事業は、リゾートホテル、ゴルフ場の新規施設の寄与などで、売上高243億円(同6.9%増)となったが、会員権販売の減少やスキー場の修繕費用の増加で営業利益は0円(前年同期:9億円)。仲介その他で、売上高265億円(同2.9%増)、営業利益33億円(同▲2.8%増)を計上した。

 通期(07年4月1日~08年3月31日)については、主力の分譲事業、賃貸事業の営業が好調なことから上方修正。連結売上高6,400億円、営業利益780億円、経常利益700億円、当期純利益315億円を見込んでいる。

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