不動産ニュース / 開発・分譲

2007/12/10

人や自然とのかかわりを重視したコミュニティービレッジ「越谷ゆいまーる」を発売/ポラスグループ中央住宅

コミュニティビレッジ「越谷ゆいまーる」
コミュニティビレッジ「越谷ゆいまーる」
気配り、目配りのできる街をめざす
気配り、目配りのできる街をめざす
和テイストの内観
和テイストの内観

 ポラスグループ(株)中央住宅は7日、各戸が敷地の一部を供出、共有スペースの充実により人と人、人と自然の関わりを豊かにする集住タイプの分譲住宅、「越谷ゆいまーる」(全8棟)を越谷市都市区画事業地に開発、11月23日より発売を開始したと発表した。

 埼玉県越谷市の西大袋土地区画整理事業保留地にて進められているプロジェクトで、アクセスは東武伊勢崎線「せんげん台」駅より徒歩27分、「大袋」駅より徒歩24分。土地面積は156.57平方メートル~227.73平方メートルで、建物面積は108.05平方メートル~119.23平方メートル。木造2階建てで、間取りは3LDK~4LDK、外部物入付き。価格は4,360万円~4,790万円。

 全8棟の玄関アプローチや駐車場が中央の「コモン」と呼ばれるメインゲートに向かって立ち並び、中央の空間には自然に、光や住人同士が集まるような工夫を凝らしているのが特徴。街区全体の25%が「コモン」スペースに当たり、このような配置にすることで、不審者の侵入や火災などの異常に目を配れるヒューマンセキュリティが働く仕掛けとなっている。

 各戸は道路境界線より1m以上セットバックして建てられているため、グリーンベルトが街区全体を覆うようになり、屋敷林に囲まれたお屋敷のような景観を創出。外構部の緑化率も50%を超え、緑豊かな環境を実現している。建物の外観や外構には調和のとれた色合いや素材を採用し、「和」のテイストを生かし、日本的な住思想を隋所に生かした設計となっている。CASBEEの評価も採用し、無垢フローリングや天然素材の壁紙や左官壁など健康に配慮した素材も多く用いられている。

 なお同物件は、独自の建築協定や住民協定を設定し、豊かな空間や環境の維持をめざすだけでなく、住民参加の街づくりを促進させるため、住宅の所有者全員による管理組合も結成。地域の街づくりと連動、活動拡大も狙う。

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