総務省・消防庁は「第12回防災まちづくり大賞」の受賞団体を決定、1月29日に表彰式を実施すると発表した。今回の防災まちづくり大賞は、自治体消防制度60周年記念事業の一環。
今年度の受賞団体は、一般部門10団体、防災情報部門3団体、住宅防火部門3団体。
一般部門では、「大日通周辺地区まちづくりを考える会」(兵庫県神戸市)、「震災・学校支援チーム(EARTH)」(兵庫県)が、防災情報部門では「(株)エフエム徳島」(徳島県徳島市)が、総務大臣賞を受賞した。
住宅防火部門では、「倉敷市女性防火クラブ連絡協議会」(岡山県倉敷市)が、紙芝居、ペープサート、寸劇等による防火意識の啓発により消防庁長官賞を受賞。「千葉市宅地建物取引業協同組合」(千葉県千葉市)は、賃貸住宅への住宅用火災報知器設置促進活動として不動産業者等の防火意識の高揚を目的に研修会を開催したこと、その他さまざまな防災活動により住宅防火対策普及奨励賞を、同じく「金沢市婦人防火クラブ協議会」(石川県金沢市)も、住宅用火災警報器の共同購入による設置促進活動で住宅防火対策普及奨励賞を受賞した。
表彰式は15時30分から17時まで、虎ノ門パストラルホテルで開催される。