不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/2/1

特損計上で最終赤字/住友林業08年3月期第3四半期決算

 住友林業(株)は1月31日、2008年3月期第3四半期連結決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~12月31日)の売上高は6,253億5,500万円(前年同期比▲3.2%)、営業利益13億7,500万円(同▲80.6%)、経常利益23億8,100万円(同▲70.7%)、純利益▲24億8,800万円となった。

 木材建材事業においては、市況高騰に沸いた前年同期に比べ苦戦したものの、オセアニアの建材製造事業が好調に推移。
 一方、戸建て住宅の建築請負事業においては、資材価格の高騰により利益額が減少。単価上昇が完工引渡棟数の減少を補う形で売上高は増加し、減益となった。
 戸建て住宅事業の受注状況については、景気の不透明感などから当期(累計)の受注金額は2,188億3,000万円(同▲3.9%)となった。
 
 なお、昨今の軟調な株式市場の影響による投資有価証券評価損を計上した結果、24億8,800万円の純損失となった。

 通期については売上高8,900億円、営業利益140億円、経常利益150億円、純利益80億円を見込んでいる。

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