不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/2/1

07年の「マンション化率」10.95%に拡大/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは31日、2007年「マンション化率」都道府県調査結果を発表した。

 「マンション化率」とは、総世帯数に占める分譲マンション戸数の割合で、07年は06年の10.35%から10.95%へ上昇。9.1世帯に1世帯が分譲マンションに居住しているという結果となった。

 都道府県別では、東京都が23.24%と最も高く、606万世帯に対するマンションストック数は140万戸超、全国平均の2倍強に相当する4.3世帯に1世帯がマンションに居住していることになる。

 圏域平均は、首都圏19.61%、近畿圏14.34%、中部圏7.27%。首都圏は、08年にも2割を超えると見込まれている。地方圏では、福岡県13.98%で突出していた。

 政令指令都市のマンション化率では、福岡市が27.36%でトップとなった。福岡市には約17万4,000戸のマンションストックがあるのに対して世帯数は63万超と少ないため、3.6世帯に1世帯がマンション居住していることになる。2位は横浜市(26.55%)、3位は東京23区(26.46%)となった。

 同社は、今後のマンション化率について「今後も都市圏および地方中核都市を擁する県では安定拡大が予測されるが、すでにマンション大量供給時代が終焉を迎えており、今後は伸び悩む可能性が高い」としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆