ジョイント・リート投資法人（JOR）は16日、2008年3月期決算を発表した。
当期（07年10月1日～08年3月31日）の運用状況は、営業収益34億8,600万円（前期比17.3％増）、営業利益19億6,500万円（同25.4％増）、経常利益15億800万円（同34.6％増）、当期純利益は15億700万円（同34.6％増）で、1口当たり分配金は1万4,402円となった。
今期は「ジェイフラッツ八王子みなみ野」、「プレジオ西中島」など6物件を取得し、ポートフォリオは計48物件・総額918億1,800万円となった。
住居については、積極的なリーシング活動を展開した結果、3月末現在で稼働率96.2％を維持。商業施設については、テナントと長期の賃貸借契約を締結するなど安定化を図った結果、3月末現在で稼働率100％を実現した。
次期は、住居については、東京都心の城南地区および周辺都市部のテナントニーズに合致した好立地の新築または築浅の物件を中心に組み入れを検討。さらに商業施設については、契約期間などの賃貸条件や、今後のバリューアップの余地などを総合的に勘案して物件の選別を行なうとし、営業収益33億9,800万円、営業利益16億9,100万円、経常利益11億5,200万円、当期純利益11億5,100万円を見込む。
