不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/6/16

入居者ニーズの充実等で稼働率堅調に推移/SPI08年4月期決算

 スターツプロシード投資法人(SPI)は13日、2008年4月期決算を発表した。

 当期(2007年11月1日~08年4月30日)の営業収益は14億8,000万円(前期比79.1%増)、営業利益7億5,600万円(同61.8%増)、経常利益5億8,900万円(同69.9%増)、純利益5億9,300万円(同71.6%増)、1口当たり分配金は5,768円であった。

 当期は「プロシード西新井」以下、20物件の不動産にかかる信託受益権を取得。取得価格合計は、364億2,800万円、総賃貸可能面積は9万5,972.06平方メートルとなった。
 ポートフォリオ全体の稼働率は、賃貸水準の見直しや空室の早期解消、入居者のニーズの高い住宅内の設備を積極的に充実させるなど、きめ細やかな管理と運営を行なった結果、07年11月末時点では94.65%であった稼働率が、当期末時点では97.49%と堅調に推移した。 
 また良質の新築・築浅の物件取得に注力、同投資法人上場時のポートフォリオ平均築年数と比較して、上場時平均12.4年が当期末時点では9.3年と、3.1年の短縮を図った。

 次期については、営業収益14億7,000万円、営業利益7億5,300万円、経常利益5億3,200万円、純利益5億3,100万円、1口当たり分配金は4,926円を見込んでいる。
 

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