大東建託(株)は30日、2009年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(2008年4月1日~6月30日)連結の売上高は1,618億4,100万円(前年同期比116.7%増)、営業利益は▲62億6,300万円、経常利益は▲58億1,100万円、四半期純利益は▲36億9,300万円となった。
同社の主力事業である建設事業については、新たに6支店を新設して全国199拠点とするなど、営業組織強化を図るとともに、営業担当者の育成強化に注力した結果、受注高は1,265億7,800万円(前年同期比16.4%増)となった。
不動産事業においてはテナント営業担当者の育成強化や、物件検索サイト「いい部屋ネット」の改善・強化に努めた結果、入居者斡旋件数が高水準で推移。また、一括借上物件の増加に伴う家賃収入の増加等から、売上高は1,137億5,500万円(同341.4%増)となった。
一方、その他の事業においては、大東共済会(株)による賃料収入保証事業を大東建物管理(株)による一括借上方式に切り替えたことにより、事業収益48億1,400万円(同▲36.8%)となった。
当期はおおむね計画どおりに進捗しているとし、通期の売上高は9,765億円、営業利益は668億円、経常利益は711億円、当期純利益は411億円を見込む。