不動産ニュース / 開発・分譲

2008/9/16

「芝浦アイランド」プロジェクトが全体完成/三井不動産ほか

「芝浦アイランドA3街区」全景
「芝浦アイランドA3街区」全景

 三井不動産(株)は16日、民間事業者5社(同社、大和ハウス工業(株)、(株)ケン・コーポレーション、(株)新日鉄都市開発、オリックス不動産(株))によって開発中の「芝浦アイランドA3街区」(東京都港区)が、9月18日に竣工すると発表した。同街区の竣工により、分譲・賃貸合わせて約3,800戸の共同住宅を中心とした官公民連携の大規模再開発「芝浦アイランド地区プロジェクト」が全体竣工する。

 芝浦アイランドA3街区は、JR山手線・京浜東北線「田町」駅徒歩9分、都営地下鉄三田線・浅草線「三田」駅徒歩11分の位置にあり、敷地面積1万3,846.67平方メートル。フィットネス施設を併設した、地上48階建て、総戸数964戸の「芝浦アイランド ブルームタワー」と、高齢者向け賃貸住宅・介護付有料老人ホーム・クリニックモールからなる地上9階建ての「芝浦アイランド ブルームホームズ」から構成されている。

 開発にあたっては、多様なライフスタイル・家族構成に応える多彩な住戸プランを用意したほか、クリニックモールによる老人ホーム入居者の健康管理や急病時対応、クリニックモールドクターのアドバイスにもとづくフィットネス施設会員への運動指導など、各施設が連携し、ソフト面でもさまざまな取組みを行なう。

 「ブルームタワー」は、住戸面積37~246平方メートル、スタジオタイプ~4LDK。賃料は、月額13万9,000円~180万円。現在、約3割の住戸が契約済。

 同社は、今後も芝浦アイランドの各街区と連携しながら、交流の場となる各種イベントの開催など、居住者や地域住民の方々のコミュニティ形成をサポートしていく。

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「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。