(株)不動産経済研究所は16日、2008年8月度の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の新規発売戸数は2,041戸(前年同月比▲38.8%)と大幅な減少となった。販売価格は、1戸当たり4,799万円(同21.0%増)、1平方メートル当たり単価は67万6,000円(同25.4%増)と上昇している。
月間契約率は70.9%で、前年同月の65.6%に比べて5.3ポイントアップとなっている。また、販売在庫数は1万504戸(前月末比▲381戸)と減少した。
即日完売物件は、「ステーションスイート」1期3次(神奈川県川崎市幸区、70戸、平均4,976万円、平均1倍、最高1倍)など8物件・121戸。超高層物件(20階以上)は16物件・403戸が供給されているが、その契約率は82.1%にとどまった。
なお、9月の発売戸数は4,000戸前後となる見込み。