(株)長谷工コーポレーションは19日、同社が開発したマンション共用部排水管の再生工法「HAM-J(ハムジェイ)工法」が、2年間で約1,500戸で採用されたと発表した。
「HAM-J工法」とは、コンクリートスラブを壊さずに共用部排水管を更新できる工法。大掛かりな機械や装置を使わないため、工事の騒音や振動を抑えられるほか、断水時間約8時間、配管施工時間実働2日間と短時間で施工できるのが特徴。
また施工状況を目視で確認しながら錆落としや樹脂ライニングなどの施工ができるため、配管全体を取り替える場合と同等の耐久性を備える。なお、かかるコストは配管全体を取り替える場合の約80%で済む。
8月には、管理組合からの詳しい資料請求にも対応できる専用ホームページ(長谷工コミュニティ)を開設している。