住宅インデックス・フォーラム(RIF)は24日、2008年上期版「住宅マーケットインデックス」を発表した。
同フォーラムは、アットホーム(株)と(株)ケン・コーポレーションが、(財)日本不動産研究所の調査協力を得て運営している団体。東京23区のマンション全般を対象とした、市場動向インデックスをまとめている。
東京23区の「新築マンション」の価格は、大型(80平方メートル以上)・標準(40平方メートル以上80平方メートル未満)・小型(40平方メートル未満)の全タイプで上昇したが、上昇率は縮小し、前期比では下落に転じた。
賃料は全タイプで上昇したものの、標準・小型タイプの上昇率は分譲に劣る結果となった。なお、粗利回りは、大型タイプは賃料の堅調さを受け上昇した一方、標準・小型タイプでは低下した。
東京23区の「中古マンション」の価格は、全タイプで上昇し、上昇率は新築を上回った。賃料も全タイプで上昇したが、標準・小型タイプの上昇率は、新築マンション同様、分譲に劣る結果となった。
粗利回りは、標準・小型タイプが前期に引き続き低下し、1998年の調査開始以来の過去最低を更新した。
なお、「住宅マーケットインデックス」(A4判、66頁)は10月1日に発行する。定価は2,100円(税込)。購入の問合せは、アットホームカスタマーセンター(03-3730-6395)まで。