住友林業(株)は25日、持続可能な森林経営からの木材の調達促進や植林木の利用を促進させる一環として、FSC認証合板の輸入拡大を行なうと発表した。3年後を目処に、輸入合板を全体の半数にまで拡大していく考え。
環境配慮型商品への切替えが進んでいる状況を背景に、同社では、20年以上前から植林を手掛け、森林認証の取得にも先行的に取り組んできたアラスグループ(インドネシア)が製造するFSC(森林管理協議会)認証合板を軸に輸入を拡大する。
同社では、FSC(森林管理協議会)認証材合板の認知度が低いことから、環境価値の高い製品の取扱いに関する理解促進を市場に対して図っていく方針。