不動産ニュース / 調査・統計データ

2008/10/20

物流施設の空室率、3.5ポイント改善/CBRE

 シービー・リチャードエリス(株)(CBRE)は16日、2008年9月時点の首都圏における賃貸物流施設の空室率を発表した。

 同調査は、千葉県、東京都、埼玉県、神奈川県にある延床面積1万坪以上の物流施設38棟へのヒアリング調査をもとにまとめたもの。3ヵ月ごとに集計している。

 それによると、08年9月期の首都圏の空室率は14.5%。新規供給がなかったことや、既存施設の空室消化が順調に進んだことから、前期の6月期と比較し、3.5ポイント低下した。

 なお、同社では年内に大型施設の竣工が数棟控えていることなどから、新規供給物件の空室消化の状況により、再度空室率が上昇に転じる可能性もあるとみている。

 竣工年別で空室率をみると、全サンプルの空室率が15%を超える水準まで上昇している一方、竣工1年以上経過した物件の空室率は比較的安定しており、5~7%で推移。
 これは、竣工後1年程度を目安に空室消化が進んでいることを示していると同社では分析している。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。