(社)全国宅地建物取引業協会連合会は27日、2006年9月から実施してきた「少額短期保険募集人試験」について、もう1つの実施団体である特定非営利活動法人日本少額短期保険協会の同試験と統合することを決定した。
同試験は、06年4月施行の改正保険業法に基づいて、宅建ファミリー共済を取り扱う会員会社をサポートすることを目的に実施してきたもの。実施から2年以上が経過し、すでに役割を終えたものと判断した。
最初の統合試験は、12月18日に全国主要12都市で開催予定で、以後四半期ごとに開催、30都市にまで拡大する。なお、これまで全宅連実施の試験合格者は、宅建ファミリー共催の募集人としてのみ有効だったが、同日以降はすべての少額短期保険募集人として有効となる。