(株)センチュリー21・ジャパンは26日、ビジネスイベントを開催、約630名以上が参加した。
イベントでは、「激変する日本経済!~これからの日本、そして不動産業の進むべき方向~」と題し、元総務大臣・郵政民営化担当大臣で、慶應義塾大学教授の竹中平蔵氏が講演。激変する世界経済を踏まえ、経済の活性化や国際間都市競争に耐えうる都市の創造をめざした提言を行なった。
なお、講演に先立ち、同社代表取締役三津川一成氏は、世界600ヵ国に加盟店を持つセンチュリー21について、米国・カリフォルニアやインド、タイなどの市況に触れ、似たような市況やエリアでも成績に大きな差があることについて、「原点に立ち返って考えれば、今、問われているのは、『人間性』。加盟店の皆さま方が人間性を高めてさまざまなことに対する問題解決力・対応力をつけていく応援をしたい」とあいさつした。
なお、同イベントでは、併せて同社ブランドに関する調査研究結果を発表した。2007年度調査によると関東での同社ブランド認知率は96%(2006年度調査比1.7%増)、利用意向度は17%に上昇。
これを踏まえ、同社では、2010年までに利用意向度を20%まで引き上げたい考え。