パナソニック電工(株)はこのほど、「住まいに関するお金意識アンケート2008」の調査結果を発表した。新築もしくはリフォームを実施した人、現在新築またはリフォームを実施している人、検討中の人を対象に、同社の「住まいと暮らしの総合サイト『すむすむ』」上にてアンケートを実施したもので、有効回答数は495人、調査期間は5月22日~6月24日。
調査では、新築戸建注文住宅の費用は2,000円~4,000万円、戸建住宅リフォームでは500万円以下を求める施主が多く、自由度の高い注文住宅が人気の一方で、目的を絞ったリフォームも定着していることがわかった。前回調査では、新築費用は3,000万~5,000万円に集中しており、景気を反映し堅実な資金計画に推移していることがうかがえた。
住宅設備に使う総額は、8割近くが599万円以内であった。なかでも、200万~399万円が突出していたが、1,000万円以上も2割近くを占めるなど、二極化の傾向がみられた。また、給水・給湯でエコキュートを希望する人が、前回の26%から45%へと約2割増加、IHクッキングヒーター装備率も5割を超えているなど、オール電化への意識が高まっている。
同調査は05年より開始、今後も3年ごとに実施する予定。アンケート結果の詳細は、調査結果公開サイト参照。