AMBプロパティコーポレーション(AMB)は10日、AMB尼崎ディストリビューションセンター2の賃貸契約を、2社と締結したと発表した。
契約面積は合計約1万2,100平方メートル。
AMB尼崎ディストリビューションセンター2は、大阪港および神戸港の近くに立地する5階建て、フルランプのディストリビューションセンター。今回の締結により、総面積約9万2,000平方メートルの同施設の97%が契約済みとなった。
同社代表取締役社長のマイケル・エヴァンスは、「日本は現在不況にあり、輸出は世界経済悪化の影響を受けているが、当社の顧客は近代的なインフィル・ディストリビューション施設に入居して、サプライチェーンの効率を高める戦略をさらに推進している。大阪を含む当社のコア・マーケットでは、適切な場所にある適切な施設に対する需要が継続するとみている」とコメントしている。
2008年9月30日現在、同社が日本で所有する物流不動産は、開発中の施設を含め合計約97万6,800平方メートルに及ぶ。このうち大阪地区では、約26万2,800平方メートルに上る施設を所有・運営している。