不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/1/14

不動産流動化事業、販売活動に注力するも減収減益/アトリウム09年2月期第3四半期決算

 (株)アトリウムは13日、2009年2月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年3月1日~11月30日)の連結経営成績は、売上高606億9,500万円(前年同期比▲37.4%)、営業利益103億2,600万円(同▲55.9%)、経常利益52億6,400万円(同▲75.6%)、当期純利益15億4,200万円(同▲86.1%)。

 不動産流動化事業においては、不動産融資保証経由での担保不動産取得を中心とした仕入れに限定し、営業キャッシュフローを改善すべく販売活動に注力したものの、売上は鈍化。売上高320億7,800万円(同▲47.5%)、営業利益18億3,900万円(同▲75%)となった。

 サービサー事業では、債権購入を控える一方で、買取債権の回収を着実に実施。また、商品化の完了した不動産の売却に注力し、売上高は214億2,400万円(同10.1%増)、営業利益43億2,800万円(同23.4%増)となった。

 不動産融資保証事業では、取扱案件の大型化等に伴い、適格債権が減少したことから、(株)クレディセゾンが証券化を実施した700億円の信託債権を同社が買取り、早期償還を実施するなどした結果、売上高は72億7,500万円(同▲14.3%)、営業利益は37億8,800万円(同▲48.7%)となった。

 また通期予想について修正を実施、売上高680億円(前回予想1,120億円)、営業利益88億円(同150億円)、経常利益20億円(同100億円)、当期純利益1億円(同47億円)を見込んでいる。

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