トヨタホーム(株)は30日、トヨタ自動車(株)、東京電力(株)と共同で計画を進めてきた賃貸住宅「シーズンステージ ef(エフ)新宿西落合」(東京都新宿区、総戸数6戸)が竣工したと発表した。
同賃貸住宅は、トヨタグループと東京電力グループの「コラボレーション賃貸住宅」として、「安全・安心の追求」、「環境負荷の低減」、「車と住まいの融合」をテーマに開発したもの。
コンセプトは、トヨタホームとトヨタ自動車が企画し、設計・施工はトヨタホーム東京(株)が実施、東京電力の遊休土地を活用して建設した。建物は、東京電力子会社の東新ビルディングが所有者となる。
住宅品質確保促進法の住宅性能表示制度で、最高ランク「耐震等級3」相当を有するトヨタ独自の鉄骨軸組工法による建物で、震災への対応を図っている。
また、「ハイブリッド外断熱工法」による高い気密性・断熱性を実現。オール電化設備の採用に加え、すべての外構照明と一部室内照明にLEDを採用。
さらに、近い将来のプラグインハイブリッド車普及に備え、全戸のガレージに自動車への充電のための200V外部専用電源を標準装備した。
都営大江戸線「落合南長崎」駅徒歩9分、広さは102平方メートル(2LDK+G)~137平方メートル(3LDK+G)。入居開始は2009年3月。
トヨタホームは今後、「シーズンステージ ef(エフ)」を全国に展開していくとしている。