(株)東京カンテイは2日、マンションストックランキングを発表した。
同調査は2008年末時点の三大都市圏および政令指定都市における行政区別のマンションストック戸数を掲出したもの。
それによると、マンションストック数は2年連続で世田谷区(8万8,158戸)がトップ。2位は江東区8万2,342戸、3位は港区8万1,154戸、4位は大田区の7万7,955戸、5位は新宿区の7万3,676戸となった。
また、東京23区以外でストックが多いのは、9位の千葉県船橋市(5万5,738戸)、兵庫県西宮市(4万8,386戸)。
なお、ランキング50位以内のマンション化率をみると、トップは中央区の75.26%に続いて、港区が72.71%で第2位にランクイン。
港区のマンションストック数は昨年の2位から3位にダウンしたものの、マンション化率は依然として高い水準を維持していることから、ストック戸数と併せて日本マンション供給の中心地である様子が明らかになったと同社は分析している。
また、東京湾岸エリアでは依然として大規模マンションの竣工が続いており、今後数年はさらにマンションストックが積みあがるものとみている。