不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/2/10

マンション事業の低調で減収減益/日神不動産09年3月期第3四半期決算

 日神不動産(株)は6日、2009年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~12月31日)の連結売上高は198億3,600万円(前年同期:214億9,600万円)、営業利益は▲42億3,600万円(同3億8,800万円)、経常利益は▲43億9,500万円(同2億3,800万円)、四半期純利益は▲58億2,400万円(同▲5,500万円)となった。

 不動産事業では、不動産管理業や賃貸仲介業が好調となるも、主力である分譲マンション販売については、個人の購入意欲の低下などから販売が低迷。在庫物件の圧縮を目的とした一部物件の値下げ販売を行なった結果、当期で棚卸資産の評価損20億9,600万円を原価算入。評価損の計上額が31億9,700万円となった。
 また、前期までに評価損11億100万円および特別損失9億9,400万円計上しており、減収減益となった。

 通期は、売上高306億円、営業利益▲38億8,000万円、経常利益▲40億円、当期純利益▲55億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。