ジャパンエクセレント投資法人(JEI)は16日、2008年12月期決算を発表した。
当期(08年7月1日~12月31日)の営業収益は85億100万円(前期比8.4%増)、営業利益は40億円(同16.6%増)、経常利益は31億5,600万円(同18.6%増)、当期純利益は31億5,500万円(同18.6%増)、1口当たりの分配金は2万418円。
当期は、中期的なポートフォリオ競争力強化のために、「秀和飯田橋ビル」および「仙台興和ビル」の売却を実施。また、「川崎日進町ビルディング」の共有持分を他の共有者から追加取得し、収益性の高い同物件の持分シェアを高めた。
保有物件の賃貸借契約については、契約更改に合わせて賃料増額交渉に取り組む一方、テナント満足度向上策の実施およびビル管理機能・サービスの強化、効果的な追加投資(改修工事)も積極的に実施。高稼働率を維持した。
次期については、営業収益75億4,900万円、営業利益31億7,100万円、経常利益22億4,200万円、当期純利益22億4,100万円、1口当たりの分配金1万4,500円を見込んでいる。