不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/3/24

首都圏の賃貸成約件数13ヵ月連続の減少/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は24日、同社のネットワークにおける2009年2月の首都圏賃貸物件市場動向を発表した。

 同月の物件登録数は居住用が5万2,813件(前年同月比▲11.6%)と、前年同月比が33ヵ月連続のマイナス、事業用が5,169件(同▲0.7%)となり、前年同月比は3ヵ月ぶりのマイナスとなった。

 居住用物件の成約数は、1万2,523件(同▲16.6%)で、前年同月比13ヵ月連続の減少。エリア別では、東京23区4,769件(同▲18.5%)、東京都下1,167件(同▲22.2%)、神奈川県4,460件(同▲15.1%)、埼玉県1,244件(同▲12.1%)、千葉県883件(同▲11.5%)。大型ファミリーマンションが堅調な動きを見せ、千葉県がシングル・カップル向けで微増、埼玉県でシングル向けアパートが4ヵ月連続増加するも、全エリアで減少となった。

 また、1平方メートル当たりの成約平均賃料は、マンションが2,630円(同2.3%増)と8ヵ月ぶりのプラス。アパートが2,150円(同0.9%増)と再びプラスとなった。
 1戸当たりの成約平均賃料はマンションが9万5,500円(同3.0%増)と3ヵ月ぶりのプラス、アパートが6万3,400円(同▲1.1%)と2ヵ月連続のマイナスとなった。

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