（株）不動産経済研究所は15日、2009年3月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の新規販売戸数は、2,358戸（前年同月比▲7.3％）で、7ヵ月連続の前年割れ。しかし、契約率は64.8％（同5.6ポイント増）で、5ヵ月ぶりに60％台となった。
1戸当たりの平均価格は3,543万円（同▲2.4％）。1平方メートル当たり単価は47万円（▲1.5％）と、4ヵ月連続ダウンとなった。販売在庫数は5,971戸（前月比▲51戸）と減り、6,000戸を割り込んだ。
即日完売物件は「リバーガーデンシティアリス」3期2次（大阪市此花区、20戸、2,776万円、平均1.1倍、最高3倍）など9物件・51戸となった。
なお、4月の発売戸数は1,500戸前後となる見込み。
