不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/5/15

木材・建材事業、住宅事業ともにふるわず減収減益/住友林業09年3月期決算

 住友林業(株)は14日、2009年3月期決算を発表した。

 当期(08年4月1日~09年3月31日)の連結売上高は8,238億1,000万円(前期比▲4.4%)、営業利益は68億3,700万円(同▲5.5%)、経常利益は61億6,000万円(同▲19.6%)、当期純利益は10億2,800万円(同▲7.8%)。

 木材や建材の需要が低迷したこと、新築戸建注文住宅販売で販売棟数が前期比減となったことなどから、売上高が減少。また営業利益については、木材価格の下落やコストダウン効果により利益率は改善したものの、売上減により減少。当期純利益も、投資有価証券評価損、たな卸資産評価損、事業統合に伴う関係会社整理損等の特別損失を計上し、減益となった。

 セグメント別では、木材・建材事業において販売数が伸び悩んだこと、また、国内外で行なっている建材製造事業において、原材料価格の高騰と日本の住宅市場低迷の影響を受けたことにより、売上高は4,139億9,500万円(同▲8.2%)、営業利益は20億5,400万円(同▲38.3%)と減収減益。
 住宅および住宅関連事業では、販売棟数が伸び悩み、売上高は4,060億6,400万円(同▲0.2%)、営業利益は84億4,700万円(同▲4.0%)となった。
 その他事業については、売上高37億5,100万円(同4.1%増)、営業利益は9億3,600万円(同▲3.4%)であった。

 次期については、連結売上高8,000億円、営業利益90億円、経常利益85億円、当期純利益45億円を見込む。

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