東日本ハウス(株)は9日、2009年10月期第2四半期決算を発表した。
当期(08年11月1日~09年4月30日)は、連結売上高201億6,600万円(前年同期比▲12.7%)、営業利益▲13億2,100万円(前年同期▲10億6,300万円)、経常利益▲17億5,100万円(同▲16億2,900万円)、当期純利益▲19億9,500万円(同▲16億9,500万円)となった。
当期は、高耐久、値頃感、エコロジーをテーマとした商品開発を行なうとともに、営業力、提案力を強化するための社内研修・訓練などの人材育成に取り組んできた。また、収益力改善を図るため、原価低減、経費削減を積極的に推し進めてきたが、主力の住宅事業は、季節的変動要因によって第1四半期の完成工事高が低水準となるため、純損失を計上。
当期の連結総資産は、工事未払金の支払いによる現金預金の減少等により、前会計年度末と比較して34億4,900万円減少し465億8,000万円となった。負債は、工事未払金の減少41億7,700万円、長期借入金の減少15億4,100万円、短期借入金の増加57億4,600万円等により、前会計年度末と比較して5億4,300万円減少し419億4,500万円となった。
また、子会社の銀河高原ビール(株)を第1四半期に連結対象から除外したことにより、9,000万円の資金が減少。その結果、当期における現金および現金同等物残高は、前会計年度末と比較して31億2,500万円減少し23億6,800万円となった。
通期は、売上高568億円、営業利益32億4,000万円、経常利益23億6,000万円、当期純利益18億2,000万円を見込む。