大和ハウス工業(株)は7月より、同社オリジナルの地盤補強工法「D-TEC ECO+(ディーテック エコプラス)工法」の販売を開始する。
「D-TEC ECO+工法」とは、軟弱な地盤にリサイクルされたプラスチック製の補強材を打ち込むことで、支持力向上を図る地盤補強工法のこと。同社では、住宅や賃貸住宅を建築する際、邸別に地盤調査を行ない、それぞれの土地に適した基礎工法を提供してきたが、同工法は、従来の表層改良に替わる工法となる。
補強材の材料は、工場から排出されるプラスチックの端材や容器包装リサイクル法により回収されたプラスチックなどのリサイクルプラスチックから製造されているため、環境への負荷を低減するほか、コストダウンや工期の短縮・狭小地での施工が可能となる。
性能に関しては、(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得している。