不動産ニュース / 調査・統計データ

2009/6/12

東京23区の賃料、30万円以上では5%以上減額も、20万円未満では1%未満/アトラクターズ・ラボ調査

 アトラクターズ・ラボ(株)は12日、東京23区の2009年1月~3月の賃料改定状況を分析した「東京23区賃料改定状況調査」を発表した。

 同調査は同社独自の賃貸住宅データベースを用い、東京23区の各住戸の前回募集賃料と今回募集賃料を比較したもの。四半期ごとに集計している。

 これによると、23区全体で高額賃貸の賃料改定状況が前回(2008年10-12月)より悪化。前回調査ではグロス賃料で5%以上の減額した賃料帯は70万円以上であったが、今回の調査で30万円以上の賃料帯にも拡大していることがわかった。
 また、都心5区をはじめ、その他のエリアでも30万円以上の賃料帯が5%以上マイナスになっている。
 
 一方、20万円未満の賃料帯では1%未満の減額にとどまっていることから、同社ではグロス賃料20万円未満は変動の小さいマーケットであること、また、エリアによらず賃料30万円以上の需要減速が起こっていると分析している。
 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。