不動産ニュース / 団体・グループ

2009/6/29

レインズ新システム、さらなる向上めざす/東日本機構、池田新理事長が抱負

新理事長に就任する池田行雄氏(左)と握手を交わす、岩崎芳史理事長
新理事長に就任する池田行雄氏(左)と握手を交わす、岩崎芳史理事長

 7月1日付で(財)東日本不動産流通機構の理事長に就任する池田行雄氏((社)東京都宅地建物取引業協会会長)は26日、専門誌記者と会見。機構運営等についての抱負を語った。

 同氏は「前理事長の藤田和夫氏、現理事長の岩崎芳史氏などのご努力により、今年1月無事稼働したレインズ新システムは、使い勝手が大きく向上し、利用実績が飛躍的に増加している。会員からのクレームも聞かれない。ただ、こうした情報インフラは日進月歩で進化するもの。会員からの要望を聞き、費用対効果も考えながら、さらに使い勝手のいいものへと進化させていきたい」と抱負を述べた。
 また、「レインズは、日本一の不動産情報インフラだと自負している。その性格上、個々のデータについては一般公開できないが、国民の求める統計データとして加工し公開するなど、社会インフラとしての活用策をさらに検討していくことは、われわれの社会的使命」と語った。

 一方、公益法人制度改革への対応については「私の任期中に、公益社団法人か一般社団法人かを選択することになるが、業界のインフラであるわれわれが公益社団である必要性があるかどうかといった意見もある。それぞれのメリット・デメリットについてよく検証していきたい」とした。また、全国4つの指定流通機構の一元化については「これまでも議論されてきたことだが、結論として(一元化は)見送られた。議論が蒸し返されることは考えづらい」とした。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。