不動産ニュース / IT・情報サービス

2009/7/2

「住宅履歴システム」の運用を開始/ナイス

 ナイス(株)はこのほど、国土交通省の超長期住宅先導的モデル事業に採択された「工務店向け住宅履歴データ管理と流通促進」を具体化した「住宅履歴システム」の運用を開始した。

 同システムはすでに同社が分譲マンションにおいて、住宅履歴管理とコミュニケーションを目的に運用している入居者専用ウェブサイトをもとに、一戸建住宅用として開発したもの。
 住宅戸別にIDとパスワードを発行、専用のホームページを介して施主と工務店が住宅履歴情報を共有できる仕組み。

 具体的には、設計確認などに必要な設計図書のデータ、使用した建材・設備情報の登録・管理、施工の進捗に応じた工程写真などを公開するほか、オプションとして建築現場にライブカメラを設置し、建築状況の確認や映像データを蓄積できるシステムの追加も可能。

 今後、同システムに住宅や設備の点検時期のお知らせ機能や、取替え・修繕実績の登録機能を追加するなど、メニューを充実させていく考え。

 

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。