(株)リロ・ホールディングは9日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、営業収益466億3,300万円(前年同期比6.3%増)、営業利益19億400万円(同1.6%増)、経常利益19億6,900万円(同4.5%増)、当期純利益11億5,200万円(同9.5%増)。
リロケーション事業では、借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサービス「リライアンス」の新規顧客獲得が順調に推移したことに加え、既存顧客のグループ企業の取込みなども寄与し、管理戸数が増加。これらの結果、営業収益403億2,100万円(同7.3%増)、営業利益11億6,000万円(同9.3%増)を確保した。
福利厚生代行サービス事業では、顧客企業の従業員に対し、福利厚生制度を提供する「福利厚生倶楽部」において、既存顧客へのフォロー営業等を積極的に展開、会員数の積増しを実現したほか、提携企業の会員組織に対し、ロイヤルティ・プログラムを提供する「クラブオフアライアンス」でも、キャンペーン収益などが伸長。これらの結果、営業収益42億3,300万円(同3.4%増)、営業利益8億6,900万円(同▲10.7%)を計上した。
通期は、営業収益950億円、営業利益41億円、経常利益41億5,000万円、当期純利益22億5,000万円を見込む。