不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/10

ビル賃貸事業好調も、資産開発事業の売却収入減少で増収減益に/サンケイビル10年3月期第2四半期決算

 (株)サンケイビルは6日、2010年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高153億5,200万円(前年同期比3.3%増)、営業利益16億6,700万円(同▲31.3%)、経常利益8億8,700万円(同▲52.9%)、当期純利益4億8,200万円(同▲75.2%)。
 ビル賃貸事業、住宅分譲事業は好調に推移し増収となったが、資産開発事業、建築内装事業における前年同期の大型売上の反動減、住宅分譲事業での損失幅の拡大が響き、結果として増収減益となった。

 ビル賃貸事業では、ブリーゼタワー、大手町合同庁舎跡地再開発ビルの開業による増収に加え、主力の東京サンケイビルでも増収となった。また、既存ビルのコスト削減も寄与し、売上高85億1,600万円(同31.0%増)、営業利益27億6,900万円(同42.3%増)となった。

 資産開発事業では、SPC・ファンドからの配当収益などを計上したものの前年計上の収益用不動産1物件の売却収入がなくなった結果、売上高7,800万円(同▲96.8%)、営業損失1億9,100万円(前年同期:営業利益9億9,000万円)となった。

 通期は、売上高336億円、営業利益36億5,000万円、経常利益17億5,000万円、当期純利益10億円を見込む。

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