不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2009/11/16

販管費圧縮等に注力するも、各事業とも振るわず赤字/サンシティ09年12月期第3四半期決算

 (株)サンシティは13日、2009年12月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年1月1日~9月30日)の連結経営成績は、売上高149億8,400万円(前年同期比▲26.4%)、営業損失47億4,800万円(前年同期:営業損失16億9,700万円)、経常損失53億6,400万円(同:経常損失23億6,600万円)、当期純損失57億3,200万円(同:当期純損失92億9,200万円)。

 主力の分譲マンション事業では、事業エリアである青森から静岡、甲信越、北陸における地方衛星都市の開発および潜在需要の掘り起こしを行なったものの、消費マインドの低迷等により売上高が減少。結果、売上高98億4,300万円、営業損失18億1,000万円となった。
 不動産流動化事業では、新規物件開発を中止し、たな卸資産の圧縮に注力した結果、売上高35億3,100万円、営業損失33億5,500万円を計上。
 不動産賃貸事業では、売上高6億6,200万円、営業利益3億6,900万円となった。

 また、販管費等を大幅に削減し、事業安定化に向けた経営努力を継続したものの、同社グループが保有している不動産の評価損8億5,700万円を計上したこと等により赤字となった。

 なお、通期は売上高209億1,400万円、営業損失47億1,100万円、経常損失53億6,500万円、当期純損失57億3,700万円を見込んでいる。

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