不動産ニュース / 開発・分譲

2009/12/18

分譲マンションへの蓄電池システムを導入/伊藤忠商事、伊藤忠都市開発

 伊藤忠商事(株)と伊藤忠都市開発(株)は16日、2010年1月から販売を開始する分譲マンション「クレヴィア二子玉川」(東京都世田谷区、総戸数51戸)に、業界初の試みとなる蓄電システムを導入すると発表した。

 同システムは、太陽光パネル、定置用蓄電システム、LED(発光ダイオード)を導入することにより、マンション共用部の照明消費電力のほぼ全量を太陽光発電で賄い、クリーンエネルギーを地産地消する仕組み。

 これにより、太陽光発電でマンション共用部の昼間消費電力へ供給されるだけでなく、その余剰分を貯蔵し、共用部の夜間消費電力にも割り当てることが可能となる。年間約20.5tのCO2排出量が削減される計算となるほか、1戸当たり月々約1,200円の管理費負担が軽減されるという。

 伊藤忠商事は、車載用リチウムイオン電池システムの2次利用におけるビジネスモデルの構築を進めており、今回の導入を2次利用モデル具体化への足がかりとしたい考え。将来的には、2次利用先として市場全体の2割の新築マンションへの導入をめざす。

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