不動産ニュース / 開発・分譲

2009/12/18

分譲マンション「CREIA江坂」に電気自動車カーシェアリングを導入/伊藤忠都市開発

「CREVIA江坂」に導入される予定の「i-MiEV」
「CREVIA江坂」に導入される予定の「i-MiEV」

 伊藤忠都市開発(株)は17日、CO2削減への取組みとして、現在販売中の分譲マンション「CREVIA(クレヴィア)江坂」(大阪府吹田市、総戸数96戸)に、電気自動車(以下「EV」)カーシェアリングを導入すると発表した。分譲マンションにおける導入は、全国初。

 導入するEVは、バッテリーに蓄電された電気をもとに100%電気で走る電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」(2010年4月より販売開始予定)。駐車場1台をカーシェアリングスペースとして充電コンセントを搭載し、住民が手軽にEVを共同利用できるサービスを提供する。

 同マンションは、大阪市営地下鉄御堂筋線「江坂」駅徒歩11分に位置。敷地面積2,451.51平方メートル、鉄筋コンクリート造地上11階建て、建築延床面積8,410.82平方メートル。設計段階から防犯性を高める工夫を施し、共用部の安全性を確保するなどセキュリティに配慮しており、大阪府防犯モデルマンションに登録予定。また、緊急コールの受付をはじめ、コンシェルジュマネージャーが多彩なフロントサービスを実施するなど、きめ細かいアフターサービスにも対応する。
 間取りは2LDK~4LDK、住戸面積は60.90~86.38平方メートル、価格帯は2,530万~4,190万円、竣工は10年7月下旬の予定。

 なお同社は、同物件にEVカーシェアリングをはじめ、消費電力の少ない電球型蛍光灯や、自然エネルギーを利用したグリーン電力などを導入するほか、生ゴミを削減できるディスポーザーや節水型トイレなども採用している。

 

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。