アパグループは22日、「アパホテル＜八丁堀駅南＞」（東京都中央区、全135室）の起工式を執り行なった。
同建物は、JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅徒歩3分、東京メトロ有楽町線「新富町」駅徒歩5分と、3線・2駅が利用できる好アクセスなビジネス街の中心に位置。敷地面積336.93平方メートル、鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造9階建て、建築延床面積2,104.37平方メートルのホテル。
1階にはレストランを併設、「シアタールーム」「ビジネスルーム」「リラックス＆レストルーム」等複数のコンセプトルームを設け、多様な顧客ニーズに対応していく。また、外壁の断熱材を従来より25％増量し、屋上には熱交換塗料を使用することで建物断熱性を向上させ、さらにガスコージェネレーションシステムの採用によりCO2排出量の削減を実施、「新エコ仕様ホテル」として地球環境に配慮した。
同グループは、東京都内に現在稼働中のホテルを7棟・2,183室有しており、新エコ仕様ホテルとしては同ホテルを皮切りに、同月24日に「アパホテル＜日本橋浜町駅南＞」（東京都中央区、全159室）を、2010年2月より2ヵ月間で5つのホテルを起工させる予定。これにより、東京都内におけるネットワークは14棟・3,423室となる。
起工式の冒頭、アパグループ代表の元谷外志雄氏は「アパグループ会員が300万人を突破し、今後はよりいっそうのサービス拡充に注力していく。また、東京はビジネスチャンスの宝庫、好立地をどんどん取得して新エコ仕様ホテルの普及に努めたい」とあいさつした。
なお、竣工は10年12月中旬、開業は12月下旬の予定。
